ワードで作る手作り名刺

(H19.01.20 改 H19.01.09 全面改訂
名刺は専用のソフトを使うと簡単に作成できますが、ワードで作るとなるとワードの機能をある程度知っていないとできません。逆に言えば、「ワードの応用」ということです。その手順は次のようになります。

  1. 名刺・カードを購入する
    • A4版1ページの用紙に10〜12枚の名刺・カード(例えば、サンワサプライ)を売っています。
      ミシン目が入っていますので、切り離しも簡単です。
  2. 購入した名刺・カードに合わせて表を作成する。
  3. 名刺をデザインする
    • まず、左上のセルでデザインし、出来上がったら他のセルにコピーします。
  4. 印刷後、切り離す


ここでは、ヒサゴ 名刺・カード 10 面 BM310NS(右図)を使用しました。

    • A4版 2列×5段(中央に空白部なし)
    • 1枚のカードの大きさ:90mm×55mm
    • 上余白 7mm、下余白 15mm、左右余白 15mm。

この用紙の特徴は、

  1. 下余白が大きい
    • これはインクジェット プリンタを考慮したものと思われます。
  2. 左右の余白が同じ
    • 表裏印刷が同じワードの表で出来ます。

用紙の購入にも注意が必要です。

  1. 上下や左右に余白のない用紙は、敬遠した方が無難です。作り方が面倒ですし、カード一杯に使えません。
  2. 用紙が厚過ぎるとプリンタが負けます。インクジェット用と謳ってあるのがいいでしょう。

Word2003 の設定

名刺を作り易いように設定します。変更する前に「今の状態」を記録してください。名刺作成終了後「戻す」のに必要です。

  1. [表示]メニュー
    • 印刷レイアウト: オンになっていること。
    • ルーラー: チェックを入れる。
    • 段落記号: チェックを入れる。
    • グリッド線: チェックを外す。(表を使いますので、オフがお勧めです)
  2. [罫線]メニュー
    • 表グリッド線の表示]がある時は、クリックする。
       これにより、表の罫線を消しても、表の形が判るようになります。
  3. [ツール]メニュー ⇒[オートコレクトのオプション

    アドレスを名刺に入れる方にお勧めです。これにより、アドレスに下線が入りません。

    1. [入力オートフォーマット]タブを選択します。
    2. 「入力中に自動で変更する項目」の[インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する]のチェックを外します。
    3. [OK]ボタンで閉じます。

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