ディスクをクリーンアップする

「ディスククリーンアップ」は何をするの? 私の家をパソコンとすると、

  1. 各部屋を回って、ゴミに相当するものを集め、
  2. 集めたものを廃棄します。

勿論、「この部屋のものは触らないでッ!」ということも出来ます。
ならば直ぐ終わるか‥‥イヤイヤ、普段から掃除をしていないパソコンでは、意外と時間が掛かります。

1)起動する

§単独に起動する
  1. [スタート]ボタンをクリック
  2. [すべてのプログラム]⇒[アクセサリ]⇒[システムツール]をポイントし
  3. [ディスククリーンアップ]をクリック
  4. 【ドライブの選択】ダイアログボックスで、

    • リストの中から、ドライブCを選択し
    • [OK]をクリックします。
§ツールの一つとして起動する
  1. マイコンピュータ]を開き
  2. ハードディスクの、ドライブCをクリック ⇒[プロパティ]をクリック
  3. [全般]タブの[ディスククリーンアップ]をクリック

2)削除するファイルを指定する

※ 計算中...

ディスククリーンアップが起動すると、【ディスククリーンアップ】ダイアログボックスが出て、「ゴミ」の容量と、ドライブの空き容量を計算します。

※ 削除するファイル

計算が終わると右図となります。

パソコンによって変わりますが、「削除するファイル」には、次が表示されます。

  1. ダウンロードされたプログラムファイル
    • ウェブページを閲覧した際、自動的にダウンロードされたファイルです。必要ならもう一度インストールされます。
      ISDN,アナログ回線でインターネットをしている時は削除しない方がよいでしょう。(再インストールの時間の問題)
  2. Temporary Internet Files
    • ウェブページを見たときのデータを一時的に保存しているファイルです。
  3. オフラインWebページ
    • インターネットに接続していなくても表示できるように保存したウェブページです。使っている場合はチェックを入れません。IE7 ではこの機能は削除されました。
  4. Office セットアップファイル
    • Office の構成を変更する時に参照するファイルです。CD-ROM が手元にあるなら削除してもよいでしょう。
  5. ごみ箱
    • 削除したてのファイルは、復活したくなる可能性もあるかもです。心配なら[ファイルの表示]ボタンでごみ箱に入っているファイルを確認できます。
  6. 一時ファイル
    • プログラムが作業用に保存したファイルで、クリーンアップして問題ありません。
  7. WebClient/Publisherの一時ファイル
    • クリーンアップして問題ありません。
  8. 古いファイルの圧縮
    • 一定期間(50日以上?)使っていないファイルを圧縮することで、空き容量を増やそうとするもの。
      この項目をオンにしても、ファイルは一切削除されず、いざ使おうとする時には解凍に時間を要することになる。
  9. コンテンツ インデックス作成ツールのカタログファイル
    • ファイルの検索を高速化するためのインデックスです。削除してもまた作成できます。

 [オフライン Webページ]を利用している人はいないでしょうから、「すべての項目をクリーンアップしても、重大な問題が発生することはないはず」というのが私の考えです。

3)クリーンアップの実行

  1. 【ディスククリーンアップ】ダイアログボックスの[OK]をクリックします。
  2. 確認メッセージが出ますので、[はい]をクリックします。
  3. クリーンアップ中のダイアログボックスが出ます。これが消えると完了です。
  4. [OK]あるいは[閉じる]ボタンでダイアログボックスを閉じます。