７．図（画像）を入れる

デジカメで撮影した写真やＣＤにある画像、無料で使えるイラスト等をウェブサイトからダウンロードした場合です。
ここでは、ＣＤにある画像を貼り付けてみます。

- ＣＤは事前にセットしておきます。
- ＣＤを挿入したことにより出てきた画面は、全て閉じます。
- 事前に画像のあるフォルダを調べておきます。
  　ここでは、ＣＤ − 2008年干支 − 墨絵とします。

▲ 図を挿入する

§Word2003

画像を挿入する位置付近、、にカーソルを移します。
［挿入］メニュー ⇒［図］⇒［ファイルから］をクリックします。
【図の挿入】ダイアログボックスが出ますので、
1. 「ファイルの場所」の一覧を表示させ(1)
2. 「マイコンピュータ」の下にあるＣＤドライブをクリックします(2)
「ファイルの場所」がＣＤ名に変わり、ＣＤにあるフォルダやファイルが表示されますので、
1. 目的のフォルダ（ここでは、2008年干支）を選択（クリック）し(3)
2. ［開く］をクリックします(4)
「ファイルの場所」が“2008年干支”に変わり、フォルダやファイルが表示されますので、
1. 目的のフォルダ（ここでは、墨絵）を選択（クリック）し(5)
2. ［開く］をクリックします(6)
「ファイルの場所」が“墨絵”に変わり、フォルダやファイルが表示されますので、
1. 目的の画像を選択（クリック）し(7)
2. ［挿入］ボタンをクリックします(8)
  - 画像は、ツールバーの［表示］⇒［縮小表示］が捜し易いです。
  - フォルダを変えるときは、ツールバーの（１っ上のフォルダへ移動）が便利です。

§Word2007, Word2010

画像を挿入する場所付近にカーソルを移します。
［挿入］タブ/図Gr.の［図］をクリックします。
【図の挿入】ダイアログボックスのナビゲーションウィンドウ（左側のウィンドウ）の
1. ［デスクトップ］を展開し、
  - “デスクトップ”の前が w の時は、これをクリックする。
2. ［コンピュータ］を展開します。
  - “コンピュータ”の前が w の時は、これをクリックする。
3. ［コンピュータ］の下の［ＣＤドライブ］（パソコンにより名前が異なる）を開きます。
  - クリックすると、右側のウィンドウにＣＤにあるフォルダやファイルが表示される。
［2008年干支］フォルダを開き、（ダブルクリック）
［墨絵］フォルダを開きます。（ダブルクリック）
目的の画像を選択し、
- ［表示変更を変更します］右の［▼］をクリックし、［大きいアイコン］にすると選択し易くなりますが、表示までに時間が掛かります。
［挿入］をクリックします。

ヒント

挿入する図のアイコンをWord文書中にドラッグする方法もあります。

▲ 図を任意の位置に動かせるようにする

これは「クリップアートを任意の位置に動かせるようにする」と同じです。

▲ 図を加工する

これは「クリップアートを加工する」と同じです。

▲ 図の背景を透明にする

例えば、オートシェイプで描いた図形の上に、イラストを重ねると右図のようになります。
これは、オブジェクトは全て四角形であるためです。背景が白い場所にイラストを貼り付けると、イラストの背景色と同じになり判らないだけなのです。
ここで、イラストの背景色（ここでは白色）を透明にすると、溶け込んだ画像になり、見栄えがよくなります。

Wordでは、クリックした所と同じ色（コード）を透明にする機能があります。
デジカメ写真は、通常、1677万色を表現できます。
　逆に言えば、クリックした所と同じ色は、自然界には無い＝背景を透明にすることは出来ないことになります。（専用ソフトを使うと出来る）
イラストは、通常、256色です。
　白い紙の上に描いてデジタル化する時は、若干の汚れ（例えば、毛羽等による影）があっても白色になってしまう可能性が高いのです。

背景を透明にする画像（例えばイラスト）を選択します。
Word2003：【図】ツールバーの［透明な色に設定］ボタンをクリックします。
Word2007, Word2010：［書式］タブ/調整Gr.の［色の変更］⇒［透明色を指定］をクリックします。
透明にする色、ここでは白色の場所をクリックします。
クリックした場所と同じ色の部分が透明になります。

ヒント

ここでは背景の白色を透明にしましたが、画像の中の同じ色（白色）も透明になってしまいます。
デジカメで撮影した写真の背景を透明にすることは、非常に困難です。「空が真っ青」と言っても単色ではありません。「白い雲」でも影があるでしょう。
例えば、ペイントで、透明にする場所を真っ赤に塗りつぶしておいて、赤色を透明にする手がありますが、塗りつぶし作業が大変です。