セルの書式

  1. 選択します。
  2. Excel2003は、【書式設定】ツールバーを使います。
    Excel2010は、[ホーム]タブの配置および数値グループ,罫線は、フォントグループにあります。
  3. 何れも、ポイントすると機能名が表示されますので、確認してからクリックします。

代表的な機能は次のとおりです。

ツール
バー
機能名使い方
左揃えクリックすると、セルの左詰めとなります。
中央揃えクリックすると、セルの中央に配置されます
右揃えクリックすると、セルの右詰めになります。
セルを結合して
中央揃え
データベースに使うのは不適です。(ヒント参照)
通貨スタイルクリックすると、頭に“\”が付き、カンマ区切りスタイルになります。
 (例:-1234 → \-1,234)
再度クリックしても、元には戻りません。
 ¤ 数値の場合に適用されます。
 ¤ 列選択して使います。
パーセントスタイルクリックすると、%で表示します。(例:0.25 → 25%)
再度クリックしても、元には戻りません。
 ¤ 数値の場合に適用されます。
 ¤ 列選択して使います。
桁区切りスタイルクリックすると、カンマ区切りスタイルになります。(例:1234 → 1,234)
再度クリックしても、元には戻りません。
 ¤ 数値の場合に適用されます。
 ¤ 列選択して使います。
小数点表示桁上げクリックする度に小数点以下の表示桁数が増えます。
小数点以下の桁数を減らすには、次の[小数点表示桁下げ]を使います。
 ¤ 数値の場合に適用されます。
 ¤ 列選択して使います。
小数点表示桁下げクリックする度に小数点以下の表示桁数が減ります。
小数点以下の桁数を増やすには、上の[小数点表示桁上げ]を使います。
 ¤ 数値の場合に適用されます。
 ¤ 列選択して使います。
インデント解除次の[インデント]の逆です。
 ¤ 列選択して使います。
インデントクリックする度に、左揃えの場合は前に、右揃えの場合は後ろに
余白ができます。
解除は、上の[インデント解除]を使います。
 ¤ 列選択して使います。
罫線表示の線にする場合は、アイコンをクリックします。
(左のアイコンの場合は、選択したセルの一番下のセルの
下側に線を引きます。)
線の引き方を変えたい場合は、
 1. 右端の[▼]をクリックし、
 2. 目的の引き方をクリックします。
一度設定すると、それが既定値になります。
塗りつぶしの色クリックすると、表示の色がセルの背景色になります。
色を変えたい場合は、
 1.右端の[▼]をクリックし
 2.目的の色をクリックします。
一度設定すると、それが規定値になります。
セルの結合データベースに使うのは不適です。(ヒント参照)
セルの結合の解除クリックすると、セルの結合を解除します。
 ¤ 結合したセルを選択して使います。

ヒント
  1. データベースは「データをありのままに持っておく」のが大前提です。ですから、データの並び替えや検索、他のソフトとの連結ができるのです。
  2. 例えば、住所録の「かな」が上の人と同じだから“〃”と入力すると、「“〃”というかな」になります。更に、並び替えると「上の人と同じ」かどうかわかりません。
  3. そういう背景から、「セルの結合」は行うべきではありません。使える機能が使えなくなります。
  4. 但し、印刷する場合は、見栄えが大事になりますから、セルの結合も必要になります。
    セルを結合する場合は、(1)コピーをとって行う(2)結合後は元に戻しておく(完全に戻らない場合があります)ことが重要です。
※ セルを結合して中央揃え するには

左側のような「かな」を入力したデータがあり、これを右側のようにする場合です。この例では、列を結合していますが、行の結合も同じです。

 ⇒ 

  1. セルB2〜B9を選択します。
  2. ツールバーの[セルを結合して中央揃え]をクリックします。
    • [セルの結合]をクリックしても同じです。
  3. 警告が出ます。
    • これは結合するセルに“ああああ…”が入力されているからです。
    • [OK]をクリックすると、セルが結合され、“あ”が中央に置かれます。

但し、ここでは使うべきではありません

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