エクセルウィンドウとワークシート

Excel を起動すると、次のようなウィンドウになります。ここには名前が付いています。以降の説明にもこの名前が出てきますので覚えてください。

  1. タイトルバー
    • プログラムの名前“Microsoft Excel”と今開いているファイル名が表示されています。
    • 右端の3っのボタン は、
      Excel ウィンドウの[最小化],[最大化/元のサイズに戻す],[閉じる]ボタンです。
  2. メニューバー
    • 右端の3っのボタン は、以下に述べる
      ワークシートの[最小化],[最大化/元のサイズに戻す],[閉じる]ボタンです。
    • ワークシートの[元のサイズに戻す]ボタンをクリックすると、次のようになります。
      このような状態で使うのは、複数のワークシートを開き、見比べながら操作する場合です。
      ワークシートは最大化して使いましょう。さもないと、表示されるものがされない(例えば、横スクロールバー)等トラブルの元となります。
  3. ツールバー
    • ツールバーは必要に応じ、表示/非表示 にします。

      標準的には、左図の状態です。
      [表示]メニュー ⇒[ツールバー]をクリックして確認してください。
       左図は、ツールバーの任意のボタンを右クリックしても表示されます。

    • ついでです。[ツール]メニュー ⇒[ユーザー設定]をクリックします。

      [オプション]タブを上図の状態にします。
  4. 数式バー
    • 入力した内容が表示される場所です。ここからでも入力できます。
    • 表示/非表示 の切り替えは、[表示]メニュー ⇒[数式バー]で行います。
  5. 名前ボックス
    • アクティブセル(後述)の位置が表示される場所です。逆に、ここに位置を入力すると、その位置のセルがアクティブセルになります。
  6. ワークシート
    • 表を作る作業場所です。単に「シート」ともいいます。
  7. セル
    • 一つ一つの升目をセル(cell.小部屋の意)と言います。
    • 一つ(1枚)のワークシートには 256(列)×65,536(行)のセルがあります。
  8. 行番号
    • セルの行を表す番号です。1〜65,536 まであります。
  9. 列番号
    • セルの列を表す番号です。1〜256 までありますが、行番号と区別するため、ローマ字で表しますので、「列記号」と言う人もいます。A〜Z,AA〜AZ,BA〜 ‥‥ IV まであります。
  10. アクティブセル
    • セルをクリックすると図のように太い線で囲まれます。このセルを「アクティブセル」と言います。
    • アクティブセルの位置は、名前ボックスに、「列番号・行番号」の形式で表示されます。
    • セルに文字を入力するには、まず、「アクティブセル」にする必要があります。
  11. シートタブ(シート見出し)
    • インストラクターのネタ帳によれば「シート見出し」が正式な呼び方です。
    • ワークシートを切り替えにはここをクリックします。
    • ワークシートの名前は、初期設定では“Sheet1”,“Sheet2”‥‥ですが、シートタグをダブルクリックすると変更できます。判りやすい名前に変更してください。
  12. スクロールバー
    • 縦と横があります。特に横は「言語バー」等で隠れることがありますので「ない!ない!」と言わないでください。
  13. ステータスバー
    • ワークシートの状態が表示されます。
    • 表示/非表示 の切り替えは、[表示]メニュー ⇒[ステータスバー]で行います。
ヒント
  1. 初期設定のままExcelを起動すると、ウィンドウ右側に作業ウィンドウ枠内)が表示されます。

    この作業ウィンドウの必要性をあまり感じないことから、パソコン同好会では「表示しない」ようにしています。
    その方法は、
    1. [ツール]メニュー ⇒[オプション]をクリックします。
    2. [表示]タブの、
      • 「起動時作業ウィンドウ」のチェックを外し、
      • [OK]をクリックします。
  2. 「なんか画面が違う」と思う時、メニューバーの[表示]をクリックして見てください。

    右図は、[改ページプレビュー]が「オン」になっている状態です。
    このような時は、[標準]をクリックしてください。


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