エクセルウィンドウとワークシート
Excel を起動すると、次のようなウィンドウになります。ここには名前が付いています。以降の説明にもこの名前が出てきますので覚えてください。
- タイトルバー
- メニューバー
- 右端の3っのボタン は、以下に述べる
ワークシートの[最小化],[最大化/元のサイズに戻す],[閉じる]ボタンです。 - ワークシートの[元のサイズに戻す]ボタンをクリックすると、次のようになります。
このような状態で使うのは、複数のワークシートを開き、見比べながら操作する場合です。
ワークシートは最大化して使いましょう。さもないと、表示されるものがされない(例えば、横スクロールバー)等トラブルの元となります。
- 右端の3っのボタン は、以下に述べる
- ツールバー
- 数式バー
- 入力した内容が表示される場所です。ここからでも入力できます。
- 表示/非表示 の切り替えは、[表示]メニュー ⇒[数式バー]で行います。
- 名前ボックス
- アクティブセル(後述)の位置が表示される場所です。逆に、ここに位置を入力すると、その位置のセルがアクティブセルになります。
- ワークシート
- 表を作る作業場所です。単に「シート」ともいいます。
- セル
- 一つ一つの升目をセル(cell.小部屋の意)と言います。
- 一つ(1枚)のワークシートには 256(列)×65,536(行)のセルがあります。
- 行番号
- セルの行を表す番号です。1〜65,536 まであります。
- 列番号
- セルの列を表す番号です。1〜256 までありますが、行番号と区別するため、ローマ字で表しますので、「列記号」と言う人もいます。A〜Z,AA〜AZ,BA〜 ‥‥ IV まであります。
- アクティブセル
- セルをクリックすると図のように太い線で囲まれます。このセルを「アクティブセル」と言います。
- アクティブセルの位置は、名前ボックスに、「列番号・行番号」の形式で表示されます。
- セルに文字を入力するには、まず、「アクティブセル」にする必要があります。
- シートタブ(シート見出し)
- インストラクターのネタ帳によれば「シート見出し」が正式な呼び方です。
- ワークシートを切り替えにはここをクリックします。
- ワークシートの名前は、初期設定では“Sheet1”,“Sheet2”‥‥ですが、シートタグをダブルクリックすると変更できます。判りやすい名前に変更してください。
- スクロールバー
- 縦と横があります。特に横は「言語バー」等で隠れることがありますので「ない!ない!」と言わないでください。
- ステータスバー
- ワークシートの状態が表示されます。
- 表示/非表示 の切り替えは、[表示]メニュー ⇒[ステータスバー]で行います。
ヒント
- 初期設定のままExcelを起動すると、ウィンドウ右側に作業ウィンドウ(赤枠内)が表示されます。
この作業ウィンドウの必要性をあまり感じないことから、パソコン同好会では「表示しない」ようにしています。
その方法は、- [ツール]メニュー ⇒[オプション]をクリックします。
- [表示]タブの、
- 「起動時作業ウィンドウ」のチェックを外し、
- [OK]をクリックします。
- 「なんか画面が違う」と思う時、メニューバーの[表示]をクリックして見てください。右図は、[改ページプレビュー]が「オン」になっている状態です。
このような時は、[標準]をクリックしてください。