ワードで作る手作り名刺(移植済)

名刺は専用のソフトを使うと簡単に作成できますが、ワードで作るとなるとワードの機能をある程度知っていないとできません。即ち、「ワードの勉強」,「ワードの応用」なのです。
手順は次のようになります。

  1. 名刺・カードの大きさを決める(購入する)
    • A4版1ページの用紙に10枚の名刺・カード(例えば、エレコム なっとく名刺)を売っています。上と下および左と右の余白が同じものは、裏面印刷も簡単で取扱が容易です。ミシン目が入っていますので、切り離しも簡単です。
  2. 名刺・カードに合わせて表を作成する
    • ワードの [宛名ラベル作成]機能を使う と、簡単に表を作成できます。
      • 購入した名刺・カードがメニューにあると選択するだけです。
      • 自分でメニューに登録することができます。一度登録すると、繰り返し利用できます。
    • 自分で購入した名刺・カードに合わせて、登録することができます。
  3. 名刺をデザインする
    • まず、左上のセルでデザインし、出来上がったら他のセルにコピーします。
  4. 印刷後、切り離す



名刺・カードに合わせて表を作成する
ここでは、エレコム なっとく名刺 MT-JMN1IV(右図)を使用しました。

    • A4版 2列×5段(中央に空白部なし)
    • 1枚のカードの大きさ: 91mm×55mm
    • 上下余白: 11mm、左右余白: 14mm

この用紙の特徴は、「左右の余白が同じ」ことです。これは「表裏印刷ができる」ということです。「上下の余白も同じ」です。これは、印刷時、用紙の入れ方に気を配る必要がない と云うことです。

  1. 上下や左右に余白のない用紙は、敬遠した方が無難です。作り方が面倒ですし、カード一杯に使えません。
  2. 用紙が厚過ぎるとプリンタが負けます。インクジェット用と謳ってあるのがいいでしょう。
    (今回使用するカードは、名刺としては薄過ぎるかもしれません。これはコストダウン‥‥ のためです。)

Word2003 の設定

名刺を作り易いように設定します。変更する前に「今の状態」を記録してください。名刺作成終了後「戻す」のに必要です。

  1. [表示]メニュー
    • 印刷レイアウト: オンになっていること。
    • ルーラー: チェックを入れる。
    • 段落記号: オンにする。
    • グリッド線: チェックを外す。(表を使いますので、オフがお勧めです)
  2. [罫線]メニュー
    • 表グリッド線の表示]がある時は、クリックする。
       これにより、表の罫線を消しても、表の形が判るようになります。
  3. [ツール]メニュー ⇒[オートコレクトのオプション

    アドレスを名刺に入れる方にお勧めです。これにより、アドレスに下線が入りません。

    1. [入力オートフォーマット]タブを選択します。
    2. 「入力中に自動で変更する項目」の[インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する]のチェックを外します。
    3. [OK]ボタンで閉じます。

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