はがき宛名印刷ウィザードを使う(Word2010)≪工事中≫
はじめに
Word の「はがき宛名印刷 ウィザード」を使うと、Excel や Word で作成した住所録を使って、はがきに宛名を印刷することができます。
これは「差し込み印刷」という機能を使うのですが、使い易さや出来栄えでは、市販のはがき印刷ソフトにはかないません。これを Word でやろう! と言うのですから、「無理を承知で...」ということになります。
無理が通れば‥‥ 他への応用(封書の宛名印刷、宛名の違う文書の印刷等)も効くし、Word や Excel の勉強になるのは間違いない と確信しています。
目次 (手順)
- 住所録マクロを使う
- 自分の住所録から、はがき宛名印刷用の住所録(Wordで宛名印刷専用住所録)を作ります。
このテキストから参照(リンク)しているページ
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- 【はがき宛名印刷】ツールバー
▲ Excel の住所録
ここでは、次にような住所録が作成してあるものとします。
- この講座では、ドキュメント 4[住所録]フォルダに作成してあるものとします。
- USBメモリーの場合は、コンピュータ 4 リムーバブルディスク 4 [住所録]フォルダに作成してあるものとします。
- 保存場所(フォルダ)は各人で異なっても問題ありませんが、専用のフォルダを作って管理すべきです。
Excel 住所録の形式は、次にような制約があります。
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- 1行目は項目名
- 2行目以降は全てデータ
これは、Excel では「リスト形式」と言っているもので、Word とデータをやり取りする上での必須条件です。
▲ はがき宛名印刷に使う項目
Word のはがき宛名印刷で使用する項目は、次のとおりです。
- 氏名
- スペースを含め6文字以下です。
- 連名
- 会社
- 使いません。但し、住所を補完する目的で(居所,例えばマンション名の表示に)使用します。
- 部署
- 今回は使いません*1。
- 役職
- 郵便番号
- 住所録中には“-”が入っていても問題ありません。
- 住所_1
- 1行目の住所です。Word の制約から15文字以内にする必要があります。
- 住所_2
- 2行目の住所です。Word の制約から15文字以内にする必要があります。
- 宛名の「敬称」は“様”に固定とします。
- 住所録中に「敬称」を持って使い分けることができます。
但し、この時、連名の敬称は ‥‥ どうなるか未確認です。
- 住所録中に「敬称」を持って使い分けることができます。
- 「差出人」は使わないことにします。
- 使わない特別な理由はありません。差出人は固定で、連名は使えません。
- 差出人は一種類であれば問題ありませんが、複数(例えば、自分の名前のみのものと、夫婦連名のもの)作って「使い分ける」となると難しくなります。