はがき宛名印刷ウィザードを使う(Word2010)≪工事中≫

はじめに

Word の「はがき宛名印刷 ウィザード」を使うと、Excel や Word で作成した住所録を使って、はがきに宛名を印刷することができます。
これは「差し込み印刷」という機能を使うのですが、使い易さや出来栄えでは、市販のはがき印刷ソフトにはかないません。これを Word でやろう! と言うのですから、「無理を承知で...」ということになります。
無理が通れば‥‥ 他への応用(封書の宛名印刷、宛名の違う文書の印刷等)も効くし、Word や Excel の勉強になるのは間違いない と確信しています。


目次 (手順)

  1. 住所録マクロを使う
    • 自分の住所録から、はがき宛名印刷用の住所録(Wordで宛名印刷専用住所録)を作ります。

このテキストから参照(リンク)しているページ


  1. ここの手順は、麻里府パソコン同好会で行っている「住所録マクロ」を使うことを前提にしています。従って、「住所録マクロ」を使わない方には、あまり参考にならないでしょう。
  2. テキストの内容と画像の中身は必ずしも一致していません。テキストに従って操作してください。
  3. このページを印刷したい方は、 をクリックし、表示されたページを印刷してください。パソコン同好会のテキストも、同じ方法で印刷しています。
  4. 改廃履歴
    • H19.11.21 「住所録マクロv2」で作成した Excel 住所録に関する記述を追加。

Excel の住所録

ここでは、次にような住所録が作成してあるものとします。

  • この講座では、ドキュメント 4[住所録]フォルダに作成してあるものとします。
  • USBメモリーの場合は、コンピュータ 4 リムーバブルディスク 4 [住所録]フォルダに作成してあるものとします。
  • 保存場所(フォルダ)は各人で異なっても問題ありませんが、専用のフォルダを作って管理すべきです。

Excel 住所録の形式は、次にような制約があります。

    1. 1行目は項目名
    2. 2行目以降は全てデータ

これは、Excel では「リスト形式」と言っているもので、Word とデータをやり取りする上での必須条件です。

はがき宛名印刷に使う項目

Word のはがき宛名印刷で使用する項目は、次のとおりです。

  1. 氏名
    • スペースを含め6文字以下です。
  2. 連名
  3. 会社
    • 使いません。但し、住所を補完する目的で(居所,例えばマンション名の表示に)使用します。
  4. 部署
    • 今回は使いません*1
  5. 役職
    • 今回は使いません*2 *3
  6. 郵便番号
    • 住所録中には“-”が入っていても問題ありません。
  7. 住所_1
    • 1行目の住所です。Word の制約から15文字以内にする必要があります。
  8. 住所_2
    • 2行目の住所です。Word の制約から15文字以内にする必要があります。
  9. 宛名の「敬称」は“様”に固定とします。
    • 住所録中に「敬称」を持って使い分けることができます。
      但し、この時、連名の敬称は ‥‥ どうなるか未確認です。
  10. 差出人」は使わないことにします。

*1:使わなくても、処理を簡略化するため、Excel 上には項目のみ持っておきます。

*2:使わなくても、処理を簡略化するため、Excel 上には項目のみ持っておきます。

*3:「役職」を入力すると、「部署」が表示されてしまうバグがあります。(マイクロソフト サポート技術情報-417570