入力中に単語を辞書に登録する

入力中に単語を辞書に登録する

Microsoft Office Online の「単語を登録する」を参考にしました。
(追加キーワード:単語登録;辞書登録)
例えば、“麻里府公民館” を入力するとします。

    1. 日本語入力システムをオンにします。
      • [入力モード]を[]にする。
    2. “まりふこうみんかん”と入力し、
    3. 変換します。
    4. “麻里不幸民間” と表示されます。(たぶん)

ここで、読み “まりふ” を “麻里府” に変換するよう辞書に(地名で)登録します。
すると、“まりふこうみんかん” は “麻里府公民館” と変換されるでしょう。
このように、よく入力するであろう単語を、入力中に辞書に登録する方法です。
「入力中」と言うのは ‥‥ 兎に角、「四苦八苦して(でもないけど)入力した。次回は一発で変換したいので、この際、辞書に登録しておきたい」と言うことです。

  1. 日本語入力システムが「オン」([入力モード]を[])の状態にあるものとします。
  2. 単語登録する文字列を選択し、
  3. クリップボードにコピー([Ctrl]+[C])します。
    • または、選択文字列を右クリック ⇒[コピー]をクリック。
  4. [Ctrl]+[変換]([Space]キーの右隣)
    • 言語バーの[ツール]をクリック、または[Ctrl]+[F10]
  5. [W]キーを押下
    • または[単語/用例の登録(W)](MS-IME2007 は[単語の登録(W)])をクリック
      (MS-IME2010 は、MS-IME2007 と同じ)
      • ポイントは、(W) と表示されている点です。
    • または[↓]キーを2回押し、[単語/用例の登録]が選択されているのを確認し[Enter]
  6. 【単語/用例の登録】ダイアログボックスの[単語の登録]タブが表示されます。
    MS-IME2003
    MS-IME2007
    • 「読み」(MS-IME2007は「よみ」)ボックスに、登録する単語の読みをひらがなモードで入力します。
      • MS-IME2007では、[Tab]キーでカーソルを移動する。
    • 「語句」(MS-IME2007は「単語」)ボックスに、表示された単語を確認します。必要に応じ修正します。
    • 「品詞」ボックスの一覧で、登録する単語の品詞をクリックします。
      • なるべく正しく登録します。その方が後で使い易いです。
    • [登録]ボタンをクリックします。
      • 同じ読み,語句,品詞 は登録できません。
        メッセージが出ます。
    • [閉じる]ボタンをクリックします。
※ ヒント
  • 単語を登録すると、会社名などの長い語句や変換しにくい語句などを、簡単な読みで入力しやすくすることができます。
     例えば、読みを "こすも" 、語句を "コスモパラダイスインターナショナル株式会社" で登録すると、"こすも" と入力し変換して "コスモパラダイスインターナショナル株式会社" と入力することができます。
  • アプリケーションによっては、文字列を選択した後、[単語/用例の登録]ダイアログ ボックスを表示すると、「語句」ボックスに選択した文字列が表示されることがあります。
  • 活用する単語を登録する時は、活用しない語幹のみを [読み] ボックスと [語句] ボックスに入力します。
     例えば、“めちゃすごい” という読みで、“メチャ凄い” という変換結果を得たい場合には、「読み」ボックスに “めちゃすご”、「語句」ボックスに “メチャ凄” と入力して、品詞として[形容詞]を選んでください。登録後は、“メチャ凄い” だけではなく、“メチャ凄く”、“メチャ凄そう” なども簡単に変換できるようになります。
  • 同音異義語など、同じ読みで異なる単語を登録すると、変換中の候補一覧で選択しにくくなります。ユーザー コメントを付けると、候補一覧からすばやく選択できるようになります。
  • よく使う単語を品詞別に辞書に登録すると、日本語を効率的に入力したり、変換したりすることができます。

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