入力中に単語を辞書に登録する
▲ 入力中に単語を辞書に登録する
例えば、“麻里府公民館” を入力するとします。-
- 日本語入力システムをオンにします。
- [入力モード]を[あ]にする。
- “まりふこうみんかん”と入力し、
- 変換します。
- “麻里不幸民間” と表示されます。(たぶん)
- 日本語入力システムをオンにします。
ここで、読み “まりふ” を “麻里府” に変換するよう辞書に(地名で)登録します。
すると、“まりふこうみんかん” は “麻里府公民館” と変換されるでしょう。
このように、よく入力するであろう単語を、入力中に辞書に登録する方法です。
「入力中」と言うのは ‥‥ 兎に角、「四苦八苦して(でもないけど)入力した。次回は一発で変換したいので、この際、辞書に登録しておきたい」と言うことです。
- 日本語入力システムが「オン」([入力モード]を[あ])の状態にあるものとします。
- 単語登録する文字列を選択し、
- クリップボードにコピー([Ctrl]+[C])します。
- または、選択文字列を右クリック ⇒[コピー]をクリック。
- [Ctrl]+[変換]([Space]キーの右隣)
- 言語バーの[ツール]をクリック、または[Ctrl]+[F10]
- [W]キーを押下
- または[単語/用例の登録(W)](MS-IME2007 は[単語の登録(W)])をクリック
(MS-IME2010 は、MS-IME2007 と同じ)- ポイントは、(W) と表示されている点です。
- または[↓]キーを2回押し、[単語/用例の登録]が選択されているのを確認し[Enter]
- または[単語/用例の登録(W)](MS-IME2007 は[単語の登録(W)])をクリック
- 【単語/用例の登録】ダイアログボックスの[単語の登録]タブが表示されます。
MS-IME2003 MS-IME2007 - 「読み」(MS-IME2007は「よみ」)ボックスに、登録する単語の読みをひらがなモードで入力します。
- MS-IME2007では、[Tab]キーでカーソルを移動する。
- 「語句」(MS-IME2007は「単語」)ボックスに、表示された単語を確認します。必要に応じ修正します。
- 「品詞」ボックスの一覧で、登録する単語の品詞をクリックします。
- なるべく正しく登録します。その方が後で使い易いです。
- [登録]ボタンをクリックします。
- 同じ読み,語句,品詞 は登録できません。
メッセージが出ます。
- 同じ読み,語句,品詞 は登録できません。
- [閉じる]ボタンをクリックします。
- 「読み」(MS-IME2007は「よみ」)ボックスに、登録する単語の読みをひらがなモードで入力します。
※ ヒント
- 単語を登録すると、会社名などの長い語句や変換しにくい語句などを、簡単な読みで入力しやすくすることができます。
例えば、読みを "こすも" 、語句を "コスモパラダイスインターナショナル株式会社" で登録すると、"こすも" と入力し変換して "コスモパラダイスインターナショナル株式会社" と入力することができます。 - アプリケーションによっては、文字列を選択した後、[単語/用例の登録]ダイアログ ボックスを表示すると、「語句」ボックスに選択した文字列が表示されることがあります。
- 活用する単語を登録する時は、活用しない語幹のみを [読み] ボックスと [語句] ボックスに入力します。
例えば、“めちゃすごい” という読みで、“メチャ凄い” という変換結果を得たい場合には、「読み」ボックスに “めちゃすご”、「語句」ボックスに “メチャ凄” と入力して、品詞として[形容詞]を選んでください。登録後は、“メチャ凄い” だけではなく、“メチャ凄く”、“メチャ凄そう” なども簡単に変換できるようになります。 - 同音異義語など、同じ読みで異なる単語を登録すると、変換中の候補一覧で選択しにくくなります。ユーザー コメントを付けると、候補一覧からすばやく選択できるようになります。
- よく使う単語を品詞別に辞書に登録すると、日本語を効率的に入力したり、変換したりすることができます。
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