参考サイト

  • 一人昼勤で焼ける炭窯(日刊ブログ新聞「ぶらっと!」,2008/03/10)
     7年がかりで開発された、一人で昼間7〜8時間で竹炭が焼ける窯に定年退職者から引き合いが増えている。
     作り出したのは、山口県光市室積の杉尾栄治さん(67)。定年で故郷にUターン。親元の山を見ると、竹がギッシリ。「やりたい事、やれる事、やっても良い事、やれば喜ばれる事」をモットーに考え、炭素の固定化で地球温暖化防止に役立つと、竹林を切って、竹炭づくりに乗り出した。ところが、従来の炭窯は場合によっては徹夜で火加減を見なくてはならないうえに、2、3日がかり。竹炭の質もばらつく。
     なんとか「昼勤定時、週休3日、一人でのんびり作業はできないか」と、技術畑出身を生かし、改良を始めた。18回の改造の末、原油用の油送管を輪切りにしたものを外窯に、中に内窯をスッポリ入れる構造にした。内窯に竹を入れ、外窯から熱を加える。竹は外窯から均等に熱せられて、2〜3時間で約20kgの炭になり、火むらが少ないので、品質も一定する。間伐材も炭にできる。5件の特許を申請中だ...