差し込み印刷文書の印刷
差し込み印刷文書(差し込まれる文書)は、通常1ページです。
これは、がり版 印刷のガリ(?)に相当します。100枚印刷するとしてもガリは1枚ですので、これを 謄写版 に掛けないと目的は達成しません。
通常の方法で印刷する
[ファイル]メニュー ⇒[印刷]で印刷する方法です。
次のケースが考えられます。
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- 位置合わせ等、試験的に「1ページ」印刷する。
- 表示のページのみ(1ページ)印刷する。例えば、間違いがあったので再印刷する場合です。
何れにしても、印刷できるのは1ページです。(はがき宛名印刷では1枚)
【差し込み印刷】ツールバーを使って印刷する
§1.新規文書への差し込み
印刷用に「レター*」と言う名の文書を作成し、この文書を[ファイル]メニュー ⇒[印刷]で印刷します。
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- 印刷する前に印刷状態を確認できます。
当然、保存もできますが、必要ないでしょう... - 「レター*」は普通の Word文書ですから、修正が自由です。
但し、修正は毎回行なう必要があります。
- 印刷する前に印刷状態を確認できます。
- 【差し込み印刷】ツールバーの[新規文書への差し込み]をクリックします。
[新規文書への差し込み]方法は3っあります。 - 【新規文書への差し込み】ダイアログボックスが出ます。
- すべて
- ここを選択すると、すべてのレコードが出力されます。
- 現在のレコード
- ここを選択すると、現在表示されている1ページ分が出力されます。
- 最初ののレコード
- ここを選択し、その右に開始のレコード番号〜最後のレコード番号を半角数字で入力すると、その範囲のレコードが出力されます。
- 最後のレコード番号が判らない時は、大きい値を入力します。
- すべて
- [OK]をクリックすると、「レター*」または「ラベル*」と言う名の文書ができます。(* の位置には数字が入る)
この文書の特徴は、- 通常のWord文書ですので、変更は自由です。[名前を付けて保存]することも出来ます。
- 複数ページあるように見えますが、全体が1ページです。ページ数分のセクションがあります。
印刷する時、- ページを指定することはできません。
- 「選択した部分」の印刷は行えますが、選択が難しいです。
印刷時の注意
- 差し込み印刷文書は、全体で1ページです。ですから、印刷するページの指定は行なえません。
- 印刷が始まった後に「中断する」には、
- まず用紙を取り去ります。
- 印刷中のものは諦め、印刷を終わらせます。
- 「用紙がありません」のメッセージが出るのを待って[印刷中止]します。
慌てて「プリンターの電源を切る」のは無意味です。しかも、プリンターに悪影響を与えます。