セルに値を入力する
§一般的な入力
ここでは、Word で「はがき宛名書きに使う住所録」を目的に、次のような表を作ります。
- Excel を起動します。
- A列1行目のセル(以下、これを「セルA1」と言います)をクリックします。
- セルA1がアクティブになり、名前ボックスに“A1”と表示されます。
- 半角文字で“No”と入力し、確定の[Enter]キーを押します。
- この方法(アクティブにして入力)では上書きとなります。
アクティブにすると言うことは、Word で言えば「セル内の値を選択する」と同じ状態になります。すなわち、[Delete]キーを押すと、文字が削除されます。
- この方法(アクティブにして入力)では上書きとなります。
- 次にセルB1をアクティブにします。
- “かな”と入力し、確定の[Enter]キーを押します。
- 漢字変換の確定の[Enter]と入力完了の[Enter]キーをチャンと使い分けます。
- 同じ要領で、“氏名”,“関係”,“欠礼”,“連名”,“電話番号”,“郵便番号”,“住所1”,“住所2”,“桁1”を入力します。
ヒント
- 入力確定後、どのセルをアクティブにするか‥‥ Excel の初期設定では「下のセル」です。
確定後どのセルをアクティブにするかは、次の方法で変えられます。- Excel2003
- [ツール]メニュー ⇒[オプション]をクリックします。
- [編集]タブの「入力後にセルを移動する」の方向を変更します。
今回のケースでは“右”がいいでしょうが、ケースバイケースで使い分けるのが上手な使い方です。
- Excel2010
- [ファイル]タブ ⇒[オプション]⇒[詳細設定]を順にクリックします。
- 「Enterキーを押した後にセルを移動する」にチェックを入れ、「方向」を指定します。
- 「Enterキーを押した後にセルを移動する」のチェックを外すと、[Enter]キーを押してもアクティブセルは移動しません。
- [OK]をクリックします。
- Excel2003
- アクティブセルは方向キー(矢印キー)で移動できます。
向こう三軒両隣のセルであれば、マウスより方向キーを使うべきです。 - セルの幅以上の数値を入力し確定すると、
- “####” と表示される。
- これは、「セルの幅が狭い」場合です。
- 入力したセルをアクティブにすると、数式バーに入力した内容が表示されます。
- 全桁表示させるには、列の幅を拡げます。
- “1E+08” と表示される。(例えば、“123456789”と入力した場合)
- これは、1×10の8乗 の意味です。
- 入力したセルをアクティブにすると、数式バーに入力した内容が表示されます。
- 全桁表示させるには、列の幅を拡げます。
- “####” と表示される。
- 例えば「住所1」に「郵便番号で住所を入力」してみます。
- “742−1513”と入力し、
- 漢字変換します。
- 「住所2」が空いているので、「住所1」を越えて表示されます。
- 「住所2」が空いているので、「住所1」を越えて表示されます。
- 次に住所2に“見田団地”と入力します。
- 「住所2」をアクティブセルにしても、数式バーには(空なので)何も表示されません。
- 「住所2」をアクティブセルにしても、数式バーには(空なので)何も表示されません。
- 確定すると、右図のように表示されます。
- “742−1513”と入力し、
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