1.『標準の住所録』を使って宛名面を作成する
まず、「標準の住所録」を使って宛名面を作成します。これは「連名」を使うために必須の手法です。
▲ ウィザードの起動
- Word2003
- Word2007, Word2010
- [差し込み文書]タブ/作成Gr.の[はがき印刷]をクリックし、
- [宛名面の作成]をクリックします。
▲ はがき宛名(面)印刷ウィザード
- 起動直後は入力項目がないので、[次へ]ボタンをクリックします。
- どのはがきを使用しますか? (Word2010は「はがきの種類を選択してください」)
- 「年賀/暑中見舞い」を選択します。
- 「背景にはがきを表示する」に、チェックを入れます。(任意)
- 縦書き/横書きのどちらの様式にしますか? (Word2010は「はがきの様式を指定してください」)
- 「縦書き」を選択します。
- 「差出人の郵便番号を住所の上に印刷する」にチェックを入れます。(任意)
- 今回は差出人を印刷しないので、チェックは影響しません。
- 宛名/差出人のフォントを指定してください
- フォントをリストの中から選択します。例えば、「HG正楷書体-PRO」です。
- 縦書きの番地の書式を指定してください
- 「宛名住所の数字を漢数字に変換する」にチェックを入れます。(任意)
- 漢数字に変換されるのは、半角文字のみです。
- 「差出人住所内の数字を漢数字に変換する」にはチェック入れません。(任意)
- 差出人の入力は1回きりですので、変換させずに漢数字で入力した方が融通がききます。
- 今回は差出人を印刷しないので、チェックは影響しません。
- 「宛名住所の数字を漢数字に変換する」にチェックを入れます。(任意)
- 差出人情報を入力してしてください
- 「差出人を印刷する」にはチェックは入れません。
- 今回は、はがきの裏面に印刷することにします。
- チェックを入れた場合は、(縦書きですので)住所中の数字は漢数字がいいでしょう。
- 「差出人を印刷する」にはチェックは入れません。
- 宛名の印刷に差し込み印刷機能を使用しますか? (Word2010:宛名に差し込む住所録を指定してください)
- 宛名の敬称を指定してください
- 宛名の敬称は、リストの中から「様」を選択します。
- 「住所録で敬称が指定されているときは住所録に従う」にチェックを入れます。(任意)
- はがき宛名印刷ウィザードの設定完了
- 「設定は完了しました。」と表示されたら、[完了]ボタンをクリックします。
- 【表の選択】(Word2007, Word2010 では【テーブルの選択】)ダイアログボックスが表示されますので、
- 「先頭行をタイトル行として使用する」にチェックを入れ、
- [OK]ボタンをクリックします。
- ウィザードの終了
- 右図のような文書が表示されたら、ウィザードの終了です。
この段階では、データが何も入っていない(標準の)住所録と関連付けられていますので、内容は何も表示されません。“様”は固定です。
- 右図のような文書が表示されたら、ウィザードの終了です。
- 名前を付けて保存し、Word を一旦終了します。
- 保存する場所は、住所録と同じフォルダが「今後のこと」を考えると望ましいです。(任意)
- Word2007では、【名前を付けて保存】ダイアログボックスに「Word97-2003との互換性を保持する」のチェックボックスがあります。
- チェックを入れないと「文書を新しいファイル形式で保存しようとしています ‥‥ 文書レイアウトが変更される場合があります。」の警告がでます。
[OK]をクリックしても、「変更点」は見つけられませんでした。
- チェックを入れないと「文書を新しいファイル形式で保存しようとしています ‥‥ 文書レイアウトが変更される場合があります。」の警告がでます。
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*1:これは、メニューバーの、[ファイル]⇒[新規作成]をクリック、作業ウィンドウの「はがき宛名印刷ウィザード」をクリックしても同じです。特に、文書が表示されていない時は、この方法で起動します。