2.「標準の住所録」を「Wordで宛名印刷専用住所録」に変更する

はがき宛名(面)印刷ウィザードでは「標準の住所録」を使用しました。これは「連名」を表示するための必須の手続きでが、中身は空です。そこで、ここで「住所録マクロ」で作成した「Wordで宛名印刷専用住所録」に変更します。
注)ここで「自分の住所録」に変更すると、住所中の数字が漢数字にならない等の問題があります。

ウィザードで作成したファイルを開く

  1. はがき宛名印刷ウィザードで作成・保存した(差し込み印刷)文書を開きます。
  2. 「この文書を開くと、次のSQLコマンドが実行されます」の警告が出ますので、
    [いいえ]をクリックします。
    • このメッセージは、今、開いた文書が「差し込み印刷文書である」ことを言っています。
       ここで、[いいえ]をクリックしたことにより、差し込み印刷文書でなくなります。
    • このメッセージが出ない場合は、「差し込み印刷文書でない」ことを意味しますが、次の手順を行えば、差し込み印刷文書になります。
  3. Word2003は、【差し込み印刷ツールバーを表示します。
  4. 【データファイルの選択】ダイアログボックスを開く。
    • Word2003
      1. 差し込み印刷ツールバーの[データソースを開く]ボタンをクリックする。
    • Word2007, Word2010
      1. [差し込み文書]タブ/差し込み印刷の開始Gr.の[宛先の選択]をクリックし、
      2. [既存のリストを使用]をクリックする。
  5. 【データファイルの選択】ダイアログボックス
    1. Wordで宛名印刷専用住所録」を探して選択し、
    2. [開く]をクリックする。
  6. 【表の選択】(Word2007, Word2010 では【テーブルの選択】)ダイアログボックス
    1. 名前の「Wordで縦書き宛名印刷専用$」を選択し、(住所録マクロ ver.2.2 の場合)
    2. 「先頭行をタイトル行として使用する」にチェックを入れ、
    3. [OK]をクリックする。

宛名の確認

  • Word2003
    1. 差し込み印刷ツールバーの[差し込んだデータの表示]ボタンをオンにし、
    2. レコードを進め/戻し、宛名を確認する。
  • Word2007, Word2010
    1. [差し込み文書]タブ/結果のプレビューGr.の[結果のプレビュー]をオンにし、
      • [はがき宛名面印刷]タブでは、データGr.の[フィールド/値の表示]をオンにする。
    2. レコードを進め/戻し、宛名を確認する。

はがき宛名印刷文書の保存

  1. 上書き保存し、Wordを終了します。


ヒント
  1. はがき宛名印刷文書は住所録(Wordで宛名印刷専用住所録)と対になっています(リンクを張ってある)ので、保存あるいはコピーする時は、次のことに注意が必要です。
    • 「Wordで宛名印刷専用住所録」を動かさなければ、同じパソコン内の任意のフォルダに移動可能。
    • 「Wordで宛名印刷専用住所録」を動かすと(リンクが切れるので)、上記2.からやり直す必要がある。(たぶん)
  2. 完成したはがき宛名印刷文書は何年でも使えます。(たぶん)


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