前提条件
▲ Excel 住所録の形式
- リスト形式(データベース形式)であること。(必須)
- 1行目は項目名。
- 同じ項目名、あるいは途中に項目名がスペースの列があってはいけない。
- 2行目以降がデータ(住所録)。
- 途中に空白行を入れない。(「住所録の終り」と判断されてしまう)
- 列の順序
- 「住所録マクロ」を使う限り重要ではありません。
- データの並び順
- 任意です。今、並んでいる順序で出力されます。
- 項目名
- 下記がベストです。項目名が異なると、住所録マクロを使うつど手で対応させる必要があります。
- 必須項目
- 氏名 (または名前)
- 姓と名の間はスペースを入れます。
「はがき宛名印刷」で対応できる文字数は6文字以下です。- 氏名が6文字の場合は住所録マクロがスペースを取り去ります。(住所録は変更されません)
- 7文字以上は場合は、住所録マクロが警告を出します。該当分のみを手作業で「フォントを小さくする」等の修正が必要となります。
- 姓と名の間はスペースを入れます。
- 欠礼
- 喪中の方は、その年の西暦年を入力します。
例えば、2010年12月に出す時は、 “2010”を入力します。住所録マクロがパソコン上のカレンダーの西暦年以上のレコードは出力対象外にします。 - 「年賀状は常に出さない」のであれば、3000以上の値を入力しておくといいでしょう。
- 喪中の方は、その年の西暦年を入力します。
- 連名
- 宛名の左に表示する名前(連名)です。同じ姓の場合は「名」のみ入力します。
- 郵便番号
- 間に “-” を入れます。半角/全角を問いませんが、半角文字の方がベターです。
- 住所 (または住所1)
- 県から入力(郵便番号を住所に変換した場合)してかまいません。県、郡は省略してもかまいません。
- 住所2
- マンション名等を入力します。
「肩書き」として使用する場合は、下記の「上詰」の項目が必要です。
- マンション名等を入力します。
- 桁1
- 入力は不要です。
- 住所録マクロが住所(住所1)の文字数をセットします。16字以上の場合、ハイライトします。これは、はがきの一行に納まらないからです。
- 氏名 (または名前)
- 任意の項目
- 順序 (または No)
- 住所録の並び順を入れておく列です。ユーザーが入力します。
- かな
- 氏名のふりがなの上一桁を入力します。カタカナでも問題ありません。
- 「あいうえお順」に並べる時に利用します。
- 関数で入力する場合は、“=Left(Phonetic(氏名のセル),1” です。
- 上詰
- はがきの住所2の縦位置を、下記コードで入力します。
縦位置はスペース数で調節するため、おおよその位置になります。- 1:上詰め ‥‥ 例えば、肩書きに使う場合です。
- 2:中央 ‥‥ 例えば、会社名に使う場合です。
- 3 または未入力:下詰め ‥‥ 例えば、マンション名等に使う場合です。
- はがきの住所2の縦位置を、下記コードで入力します。
- 敬称
- 敬称(様,先生,御中等)を使い分ける場合です。
- この項目が無いと、“様”になります。(「はがき宛名印刷ウィザード」の設定による)
- 部署
- 使用しません。
- 役職
- 使用しません。
- 順序 (または No)
▲ 住所録マクロを試験的に開く
マクロを使えるようにします。マクロもウィルス の一種です。マクロを使えるようにした後は、個人の責任でマクロ入りExcel ワークシートを開いてください。
この処理は最初の1回のみで、(設定は保存されますので)毎回行う必要はありません。
1)「住所録マクロ」を開きます。
2-1)「マクロが使用できません」の警告が出たら‥‥
「セキュリティが高くてマクロが使えない」と言っています。
-
- [OK]をクリックします。
- パソコン管理者に「セキュリティレベル」を“中”にする了解を得ます。
- [ツール]メニュー ⇒[マクロ]⇒[セキュリティ]をクリックします。
- [セキュリティレベル]タブを選択し、
- “中(M) コンピュータに損害を与える可能性があるマクロを実行する前に警告します。”を選択します。
- [OK]クリックします。
- Excel を終了させ、
- 再度、「住所録マクロ」を開きます。
2-2)「“****”はマクロを含んでいます」の警告が出たら‥‥
-
- [マクロを無効にする]をクリックし、
- その後、Excel を終了させます。
-
- この状態が正常‥‥です。
住所録マクロを開く度にこの警告が出ますので、通常は、[マクロを有効にする]をクリックします。 - 注意
マクロを作った覚えのない Excel ファイルを開いた時、この警告が出た場合は、- とりあえず、[マクロを無効にする]ボタンをクリックします。
- 作成者(または入手元)に「マクロが入っているか?」確認し、指示を仰ぎます。
- 警告にもあるように、不用意に[マクロを有効にする]をクリックすると、ウィルスに感染する可能性があります。
- 自分のパソコンがウィルスに感染していたとします。このマクロをコピーして他人に渡すと、その人がウィルスに感染する可能性があります。この場合の責任は、渡した人にもあります。
- この状態が正常‥‥です。
2-3)Excel2007の場合
- メッセージバーに「マクロが無効にされました」が表示されます(わかり難い!)ので、
- [オプション]をクリックし、
- 【Microsoft Office セキュリティ オプション】ダイアログボックスに、「このコンテンツを有効にする」があるか否かを確認します。
- [キャンセル]で閉じます。
- [×]ボタンで Excel を終了します。
▲ 住所録の漢数字変換を行うと‥‥
漢数字変換を行うと、