住所録の漢数字変換を行うには

住所録マクロの起動

  1. 全てのウィンドウを閉じます。
    • Excel が開いていると正常に動作しません。(手順が変わります)
    • Excel 以外は開いていても問題ありませんが(たぶん)、動作が遅くなる可能性があります。
  2. 自分の住所録があるフォルダを開きます。
  3. 自分のExcel住所録を開きます。
  4. 住所の漢数字変換を行うワークシートをアクティブにします。
    • ワークシートを変えた時は、上書き保存()します。
    • 漢数字変換の対象となる住所録は、保存した時「アクティブ」だったワークシートです。
      例えば、「個人用」と「業務用」の住所録がある場合、

      上図の状態で保存すると「業務用」が対象になります。
  5. 修正する時は修正します。
    • 修正した時は、上書き保存します。
    • 住所録は開いたままにしておきます。閉じてしまった場合は、開いてください。
  6. 住所録フォルダをアクティブにし、(タスクボタンをクリック)
  7. 「住所録マクロ」を開きます。
    • Excel 2003以前のバージョンは【セキュリティ警告】が出ますので、
      [マクロを有効にする]をクリックします。
    • Excel 2007はメッセージバーに「セキュリティの警告 マクロが無効にされました」と表示されるので、
      1. メッセージバーの[オプション]をクリックします。
      2. Microsoft Office セキュリティ オプション】ダイアログボックスの「このコンテンツを有効にする」を選択し、
      3. [OK]をクリックします。
  8. 「自分の住所録が開かれていません」が出た場合、
    1. [OK]をクリックし、
    2. 次のダイアログボックスで、

      [閉じる]をクリックします。
    3. 「変更を保存しますか?」と聞かれた場合は、[いいえ]をクリックします。
    4. その後、最初からやり直します。
  9. 【Word宛名書き住所漢数字変換】タブで、下記を入力し[実行]します。

入力項目


表示の項目に対応する住所録の列番号(列記号)を入力します。

  • リスト表示ボタン をクリックすると項目名が表示されますので、該当する項目名をクリックします。
  • 住所録マクロが推定出来る項目は、列番号は入っています。
     これが正しいか否かは解りませんので、自分で確認してください。
  • ダブルクリックで列番号を消去できます。但し、入力必須項目には使えません。
※ 入力必須項目
  • 氏名
    • 宛名の列記号です。省略できません。
  • 欠礼
    • 欠礼年の列記号です。省略できません。
  • 連名
    • 連名の列記号です。省略できません。
  • 郵便番号
    • 郵便番号の列記号です。省略できません。
  • 住所
    • 住所の列記号です。省略できません。
  • 住所2
    • 住所2の列記号です。省略できません。
  • 桁_1
    • はがきに表示する住所の桁数が入る列記号です。省略できません。
※ 入力任意項目
  • 敬称
    • 敬称の列記号です。
    • 省略すると、Word の「はがき宛名印刷ウィザード」で指定した文字(例えば、“様”)になります。
  • 上詰
    • 住所2を上詰め/中央/下詰めするかを指示する列記号です。省略すると下詰めになります。
  • 部署
    • 部署の列記号です。
  • 役職
    • 役職の列記号です。
※ 出力項目

「宛名印刷には使用しないが、データを選択したい」場合に指定します。
最大で3ヶ指定できます。上から順に指定してください。

  • (1)
    • 列記号を指定すると、その項目名を右側に表示します。
    • ダブルクリックすると、消去します。
  • (2)
    • (1)と同じです。
  • (3)
    • (1)と同じです。
※ その他の項目

規定値として表示されます。変更は出来ますが、削除はできません。基本的には変えない方が無難です。

  • 開始行
    • データの開始行です。
    • 規定値は 2 です。変更可能です。
  • 終了行
    • データの終了行です。
    • 規定値は自動的にセットされます。変更可能です。
  • 文字数
    • はがきに印刷する1行目の住所の文字数です。
    • 規定値は15です。
    • Word の「はがき宛名印刷ウィザード」をカスタマイズした時に変更します。
  • 会社数
    • 「住所2」の文字数の文字数です。
    • 規定値は17です。
    • Word の「はがき宛名印刷ウィザード」をカスタマイズした時に変更します。
  • 欠礼年
    • 「欠礼」列の値がこの値以上のレコードは出力しません。(=印刷しない)
    • 変更する時は、スピンボタン を使って増減します。
    • 例えば、2010年に出すべき年賀状を2011年に作成する時、欠礼年は2010年にします。
チェックボックス
  • 欠礼年以上は出力しない。
    • 「欠礼年」以上のレコードも出力する場合は、チェックを外します。
      (チェックを外すと、住所録の全データを出力することになります。)
  • 県・郡は省略しない。
    • チェックを入れると、住所中の県や郡名を取り除く処理を行いません。
      結果として、住所_1 が長くなりますので、2行に分割する手間が増えます。
  • 出力項目は次回も使う。
    • 出力項目(1)〜(3)を入力した場合場合、チェックを入れると、次回も同じ出力項目を付与します。チェックを外すと、次回の出力項目は空になります。
      出力項目を使わない場合は、チェックを入れても入れなくても関係ありません。
    • 出力項目(1)〜(3)を入力した場合、次回も同じ出力項目を付与します。チェックを外すと、次回の出力項目は空になります。
      出力項目を使わない場合は、チェックを入れても入れなくても関係ありません。
  • 確認メッセージは出さない。
    • チェックを入れないと、「敬称」「上詰」「部署」「役職」を使わないときは警告が出ます。
    • チェックを入れると、この警告は出ません。その他のエラーも無ければ、処理終了後、自動的に閉じます。
    • この設定は、保存されます。(次回も有効)

終了メッセージ

●住所の漢数字変換が終わりました。出力した中に、住所_1が15文字を超えた[住所]はありませんでした。
  • [いいえ]をクリックします。
    • 「住所録マクロを終了しますか?」で、

      [はい]をクリックします。
  • [OK]のボタンしかない場合は、

    [OK]をクリックします。
  • 次のメッセージの意味
    1. 「氏名」中のスペースを取った件数=*
      • 氏名が6文字を超える場合は、氏名中のスペースを自動的に取り去ります。その件数です。
    2. 「氏名」の桁数オーバー=*
      • 氏名中のスペースを取り去っても6文字を越えた件数です。
      • はがき宛名印刷時、個別に「フォントサイズを下げる」等の修正の加える必要があります。