ファイルとフォルダの違いを明確に知ろう

実は、ハードディスクの中は「フォルダ」と「ファイル」しかありません。「フォルダ」と「ファイル」の違いを知ることにより、パソコンの中が、俄然、見えてきます!
ファイルとは (IT-用語辞典 e-Words より抜粋)

 ハードディスクやフロッピーディスク、CD-ROM などの記憶装置に記録されたデータのまとまり。OS はデータをファイル単位で管理する。
 用途や形式によって様々な種類がある。大きく分けて、コンピュータが実行することができる命令の集合であるプログラムファイルと、コンピュータの利用者が作成した情報を記録しておくデータファイルがある。
 WindowsMAC OSの操作画面ではファイルはアイコン(絵文字)の形で表示され、マウスによる操作でファイルを開いて編集したり、移動や削除などの操作を加えることができる。
 個々のファイルには識別のために固有の名前(ファイル名)がつけられており、WindowsMS-DOS ではファイル名の末尾にファイルの種類をあらわす「拡張子」と呼ばれる数文字のアルファベットを付加する。ファイルの種類はアイコンの形状や拡張子を見ることによって識別することができる。

フォルダとは (IT-用語辞典 e-Words より抜粋)‥‥なかなか、いいことが書いてあります。

 ハードディスクやフロッピーディスク、CD-ROM などの記憶装置で、ファイルを分類・整理するための保管場所。
 フォルダには識別のために固有の名称(フォルダ名)をつけることができ、関連する複数のファイルをまとめて一つのフォルダに入れることにより、効率的に記憶装置を管理することができるフォルダの中にさらにフォルダを作成することもでき、階層構造によって細かい分類を表現することもできる。
 WindowsMac OS ではフォルダと呼ぶが、UNIXMS-DOS では同様の概念を「ディレクトリ」と呼ぶ。

  • フォルダはファイルが入っている(蓋がある)器です。
    ‥‥蓋を取らないと(開かないと)、中は見えません*1
  • フォルダウィンドウに表示されているのは、フォルダのみです。
  • ファイルとフォルダの違いは、表示形式:[詳細]の「ファイルの種類」で、通常は「アイコンの形」で判ります。下図で違いを見極めてください。

  • 右図は WindowsXP の Word 上で、図を挿入する時のダイアログボックスの一例です。
    • 1行目はフォルダです。
      • これらのフォルダは、そのフォルダの直下に画像ファイルが無いので、2行目のように見えないのです。
    • 2行目もフォルダです。
      • ここに見える画像をクリックしても、画像は挿入できません!
    • 3行目はファイルです。

ファイルとフォルダの違いが判らない人は、自主的に・・・・、[詳細]表示に切り替えて使ってくださいッ!

*1:最近は、スケルトンのフォルダ(右図)があります。